男性は特に注意?!急な足の激しい痛み「痛風」
怪我したわけでもなく、
急に足が痛くなる。
足が腫れて
何かが触れると激痛が走る!
耐え切れなくなって病院へ。
そこで下された診断は
なんと・・・
「痛風」
痛風 (つうふう、gout) は、高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患。
名称は、痛み (発作の箇所) が風が吹く様に足・膝・腰・肩・肘・手や胸骨など全身の関節・骨端を移動し、尚且つ風が強くなったり穏やかになったりする様に痛みが酷くなったり和らいだりを繰り返す (痛みの悪風に中 (あた) る意、または吹いた風が当たっただけでも痛む、の説もある) ことから命名された。(ウィキペディアより)
風が吹くと痛いというだけあって、
布団が軽く触れただけで激痛が走るそうです。
この痛みは、
経験した人でないと分からないらしい。
実際に、私の知り合いに痛風になった人がいます。
男性で体型は肥満型。
尿酸値が8~9あります。
その症状は、
最初は原因不明の足の痛みから始まりました。
足を打ったわけでも、怪我をしたわけでもない。
しかし、その痛み
日に日に激痛へ変わっていきました。
痛みが改善しないどころか、
だんだん痛みが激しくなるため、
整形外科へ受診することに。
受診後・・・
松葉づえついて出てきたので
何事か??と思ったら!
「痛風」と、
診断されました。
痛風は、血液検査で
尿酸値を測定すると分かります。
尿酸値が高いからといって、
即、痛風になるわけではなく、
この尿酸値が高い状態が続くと発症するようです。
(高尿酸血症)
また、一度発症すると
収まってからも発症しやすくなります。
そうして繰り返し発症していくうちに
足首や膝の関節まで腫れ始めたり、
発作の感覚が短くなったり・・・
関節の周囲や体のどこかに結節ができ、
腎臓が悪くなったり、尿路結石が出来ることも。
最終的には重症の慢性痛風になるので放置するのは危険な病気です!
・痛風は男性に多い病気?
痛風の原因である尿酸の血中濃度が
男性に比べて女性のほうが低いそうです。
これは、女性ホルモンに腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあるため。
実際、筆者は血糖値は高いのですが、
子宮卵巣全摘する前の尿酸値は2.3mg/dLほどしかありませんでした。
女性の場合、糖尿病などの生活習慣病があったり、
肥満体型だからといって、
痛風になる可能性は低いようです。
とはいえ・・・
閉経後女性ホルモンが減ると、
当然ながら尿酸値も少しは上昇するようですし、
また、遺伝や薬物の影響などから
女性でも痛風を発症する場合もあるようなので
年1回の健康診断などでチェックしたほうが良いかもしれませんね。
・痛風の発作が起きたら?
病院へ行くことはもちろんですが、
患部を保冷材やシップなどで冷やしたり、
何より・・・
水分を補給すること!
血液中の尿酸を薄めるためのに
水分を沢山採ることをおススメします^^
(ただし、カフェインや糖分の含まないもの)
筆者の知り合いは、痛風の症状が出たら
水をガンガン飲むそうです。
病院へ行かずとも
だいたい1週間ほどで痛みが治まってくるそうです。
とはいえ、
その間の痛みは尋常ではないらしい・・・
日頃から痛風にならないためにも
○尿酸が増える原因のひとつである「プリン体」の多い食品を控える。
レバー・白子・エビ・イワシ・カツオ・魚の干し物・干しシイタケ・真タコ・大豆
かまぼこ・アボカド・プロセスチーズ・卵黄・牛ヒレ・豚ロースなど・・・
プリン体が多いようです。
全く食べないのではなく、これらの食品は控えめにするようにしたいものです。
ちなみに、炭水化物はプリン体は多く含んでいない様子。
糖質の低いものとプリン体の少ない食品は違うんですよね。
糖尿病と痛風になったら大変だ!!(涙)
また、尿酸の排泄を促す食品
海藻・野菜・キノコ(乾燥はNG)・大豆製品・果物の摂取量を増やすようにする。
○肥満防止に「腹八分目」を心がける
○早食い・ドカ食いNG!
○塩分の取り過ぎに注意。
○水分を補給する。
(カフェインや糖分を含まないもの)
○ウォーキング・散歩・水泳など有酸素運動を行うこと。
そして・・・
○ストレスを溜めないこと!
これが一番難しいかもしれませんが
痛風は、食生活やストレスが原因と言われてます。
一度発症すると
激しい激痛に襲われ
最悪、仕事にも行けなくなりますし、
その痛みを何度も発症しやすくなり
体にいいことは何もありません!
痛風にならないためにも
特に男性の方は、
普段の生活を見直していきたいものですね。
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自宅で改善できる方法を提案したいと思います。
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