薬は時には「毒」にもなる?

薬は時には「毒」にもなる?

薬のおかげで治る病気がある。

 

しかし、

時には毒にもなる場合もある。

 

5度目の耳下腺腫瘍の手術を受けたときの話ですが、

 

手術は大成功。

ですが、傷口から菌が感染しないよう

ある抗生物質を服用しました。

 

食後に服用するのですが、

 

どうも食事した後

なんだか気持ち悪い・・・

 

はじめ、病院食がマズイせいだ!

と思っていました(笑)

 

なんかスッキリしないまま

術後1週間で退院。

 

全身麻酔での手術とはいえ

顔の腫瘍摘出なので体もきつくなかったので

退院した翌日には仕事復帰しました。

 

ところが・・・

 

仕事終わる間際から

ものすごくムカムカして・・・

とにかく、気持ち悪い。

 

それが時間が経つにつれて酷くなってきました。

 

翌日

あまりにも胸のムカムカが収まらず

しかも下痢までして

何も食べれない・・・

 

もしかして・・・

(心当たりはないけど)

食中毒??

 

かと思い、

 

いきつけの内科へ行き診察を受けたところ

 

「抗生物質の副作用では?」

 

といわれてビックリ。

 

抗生物質は、

ウィルスや細菌を殺したり

増殖を防ぐのに効果のある薬ですが

 

場合によっては、

腸内細菌という善玉の細菌に影響を与え

 

結果、下痢になるとのこと。

 

抗生物質は悪い細菌だけでなく、

本来体に居るべきの菌までも殺してしまうため、

 

使い方によっては

体の免疫機能も低下させてしまいます。

 

この時

1週間で退院しておきながら

ひどい下痢でその後数日

点滴を打ちに通いました。

 

腫瘍摘出より

その後の下痢のほうがキツかった・・・

 

 

まさに、

薬は一歩間違えると毒になる

 

そう強く感じた瞬間でした。

 

やはり

なるべく薬に頼らず

自力で免疫力をつけるチカラを身につけたいですね。